2018.1.10

左手の日に日に細くなっていく薬指にかろうじてひっかかっている指輪をさっきまじまじと見つめてみたら、これはなんてかわいい指輪なんだろうと改めて感心してしまった。 この指輪に決めた日からたぶんもう二年以上が経っているはずで、結婚でもしてみるかと…

2018.1.4

きのうは奥さんと二人、ガストでドリンクバーパーティを催した。パーティは夜中の1時まで続いた。 そこで出た話題で面白かったのは、奥さんの趣味があまりおしゃれではないことの奥さんによる自問自答で、そこから導き出されたのは「あなたはおしゃれなもの…

2018.1.3

年末年始は、いつも通りでいようと思っていてもなんだかあわただしく、そして気持ちが改まるようなことになってしまう。いつもと同じように日が変わるだけなのに、ふしぎと新しく生まれ変わったようなすがすがしい気持ちに誘われるのは新年の魔力だろう。こ…

2017年に読んだ本

今年は読書がはかどった年だった。学生のころよりもたくさん本を読んだかもしれない。いまの自分の出来うる限り、解像度を高く保って一冊を通読するという意味では今年ほどきちんと本を読んだことはなかったと言い切れる。 どの本を読むにしても人生と言うと…

2017.12.24

この前の続き。 コミュニケーション能力について考えます。 前回、コミュニケーションを「相手にはたらきかけ、創発的な<場>を醸成する技術であると定義しました。 そしてそうした<場>を醸成するには適切な情報の交換が必要となるということで①相手に分…

2017.12.19

行動学で言うコミュニケーションとは、他個体の行動の確率を変化させて自分または自分と相手に適応的な状況をもたらすプロセスのことであるジャレド・ダイアモンド著 長谷川寿一訳『セックスはなぜ楽しいか』 弟のブログでこの言葉を知り、いいなあと思った…

2017.12.07

本を読まない時期は「あれ、この人こんなに口数少ないんだっけ」と思うし、いざ本を読みだすと「こいつ本を読むとほんとよくしゃべるな」と思う。本以外のインプットではそんなにしゃべらないし、本からのインプットしかアウトプットに繋がらない体質なんじ…

2017.11.17

若くてはつらつとしていることの価値、というものがある。なぜだかこういう話は女性の話としてばかりなされるけれど、もちろん生まれてこの方老いたことしかないすべての生物にとって関係できる話だ。なぜだか、と書いたが理由はある程度はっきりしている。…

2017.11.07

体重がぐんと落ちたせいか、雨の日が長く続いていたせいか、日照時間があっという間に短くなってしまったせいか、会社のパソコンがデスクトップからモバイルにとってかわり肩が凝るようになったからか、連休を目前に控えてそわそわしているからか、奥さんの…

2017.11.03

昨晩は奥さんが帰ってこない日だったので仕事終わりに映画館に行った。 楽しみに邦訳を待っていたトーマス・トウェイツの『人間をお休みしてヤギになってみた結果』はもちろん最高で、映画館のロビーで読み終えたときの僕の顔はふにゃふにゃになっていたと思…

2017.10.18

長い雨にまいって早寝をしたら晴れていた。 週明けから、夫婦そろって九時前まで起きだせない体たらくだったのだけれど、今朝はちゃんと八時半には家を出ることができた。われら太陽の子。 本が読みたくて読みたくて仕方がない。勉強もしたい。運動もしたほ…

2017.10.12

本を読んでいられるあいだは気分がいい。図書館に通うようになってからどんどん本を読むようになった。 これまでは本というものは買わずにはいられないものだった。それは自分の本棚に収めてまいにちその背表紙を眺めるともなく眺め続けることに意味があると…

2017.09.14

思い返すと一人暮らしに限界を感じてシェアハウスに引っ越したころから貧乏ゆすりや小さく奇声をあげることが少なくなった。一人暮らしの頃は家のなかでなにをしていてもどちらか片方の脚がガクガクしてたし、気がつくとアウウウウムウウウとうなり声のよう…

2017.07.10

週末奥さんが髪を切った。15センチ以上バッサリと切った。 それは感動的なかわいさだった。 もとから「外見なんて関係ない」なんてこと、言うつもりもないけれど、かわいくなった奥さんに対し、あからさまにいつも以上に照れるし嬉しがるし可愛いと言うし…

2017.07.05

仕事が忙しくないとなんでこんな仕事に携わっているのだろうというようなことをよく考える。学生のころ、暇で暇でしょうがなかったから人生の意味なんか考え込むのと同じことだ。 ぶらぶらと歩きながら考えれば考えるほど面白く、自分は自分の携わっているこ…

2017.06.15

梅雨入りしてから二三日はもう最低に絶不調だったのだけど、それからは雨も少なく夜涼しく、気分のいい日が続いているようだ。 楽しいことや怒ったことなど、あったようだけれど相変わらずこのブログではタイトルを日付にしているくせに日記のように書くわけ…

2017.05.25

雨を伴う低気圧や季節の変わり目の湿っぽさのせいかはわからないけれど、きょうは特に不定愁訴がつらい。体の内側、みぞおちのあたりにできた空間にヒューヒューと風が渦を巻くように吹き続けているような息苦しさがある。太もものあたりがむずむずする。頭…

2017.05.18

結婚して、もう関わる他人は奥さんだけでいいとまで思いかけた。 けれども奥さんにモテ続けるためにも、 そして何より自分自身に愛想を尽かされないためにも、 色々と興味を持ち、足を突っ込んで行くような、 人懐こい軽さはなくしちゃいけないと思い始めて…

2017.05.16

最近は毎晩体重を測る。 数百グラムのブレは当たり前のものだと実感する。 いまは48キロと49キロの間を行き来していて、痩せすぎていて、 流石にここまで痩せると体調がいまいちだ。 普段は52キロから55キロの間で落ち着いていて、 いつも具合が悪いときはだ…

2017.05.11

暑くて寝苦しい日が増えてきた。 寝苦しいので上を脱いで寝てみた。おなかが弱いので腹巻だけする。半ズボンに腹巻という見た目はほんとうに情けないけれど、これがとっても快適なのだ。 上裸で過ごすときに思うことは、上裸はあるとき、全裸よりも心理的な…

2017.05.05

懲りずにのろけ話をします。 こころの繋がりなんて嘘だ。奥さんの心はわからない。だからと言って体が全部、なんていう日活ロマンポルノ調の偽悪的ポーズを決めるのも嘘だ。こころでも体でも、人は人と繋がれっこないのだから。 人との関わりは、理解だとか…

2017.05.04

前のブログで「結婚がいいものなんじゃなくて奥さんと俺が最高なだけ」というようなことを書いたら、奥さんから強い共感を得た。 それで調子に乗っていないといえば嘘になるので、もうすこし結婚の話をしようと思う。 もう一度ことわっておくけれど、これは…

2017.04.27

会社勤めを始めて四年目になる。さっぱり仕事を語る言葉を持てないままでいる。大学で始めたお芝居については四年目ともなればしたり顔でしゃあしゃあと一席ぶてていたのだけれど。やっぱり心底この仕事に興味が持てないでいるのかもしれない。 結婚して一年…

2017.04.18

前の土曜日に好きな先輩とかわいい後輩が結婚式を挙げて、それはとてもいい式だった。つい嬉しくなって朝まで飲んでしまった。日曜日もお酒を飲んで、二日酔いと低気圧できのうは瀕死。ようやく人の心を取り戻したきょうは自分がもう結婚していることについ…

2017.02.12

ふた晩続けて夜明け前にこわいくらい冴え冴えと目が覚めて、カーテンの隙間からうっすらと射す光が青っぽく照らす奥さんの輪郭の静かなことに、気持ちの凜と張り詰めるのを感じる。張り詰めているのはお腹で、一昨日から下痢っぽい。夜中に起きだして便座の…

2017.02.06

いま借りているマンションの工事がはじまって、ベランダには容赦なく足場が組み立てられていく。ようやく部屋の窓から見える位置まで組まれかけている鉄棒が、風にあおられグラグラ揺れているのを眺めながらのんびりとした気持ちになる。 今日はお休みなのだ…

2016.11.23

今朝、会社に行くためにもそもそと起きだし着替えていたら隣で奥さんが寝返りをうって「えらいね」と言った。おきてたの、ありがとう。返事はない。寝言のようだった。 先週からふたり揃って風邪をひいて先週は僕がこじらせて今度は奥さんがこじらせた。相変…

2016.09.14

今晩は麻婆ゴーヤどうふ。 さいきん会社のお仕事が洒落にならないくらいおかしな状況で、 心身ともにゴリゴリ削られているのがわかる。 新しくはじめた漢方薬のおかげか、ここ数日は仕事から帰ってきてもまだ元気が残っている。 縁日ですくってきた亀は、甲…

2016.07.31

夥しいヴァリエーションでぼくら若輩者を追い込む「昔はよかった」という言説のひとつに、近所のおっかないおじさんの存在というのがある。 近所のおっかないおじさんは、よそのうちの子供だって平気で叱り飛ばす。そうしたおっさんたちは、家庭や学校の内輪…

2016.06.10

まだ「子供」と呼ばれても違和感のなかったころから、過ぎた日々を思い出すのが好きだった。寝る前のお茶の時間。そう、うちには寝る前に家族でお茶を飲む習慣があった。そのときにあのときの誰それはこうだった。そのとき自分はこんなことを思っていた。そ…