2015.02.28
月末だから帳尻合わせがたいへんな一日。
でも今月は現実的な着地を目指したから、そんなに無茶はしなくて済んだ。
つまり、来月が大変だということ。
おとといから仕事ではショックな出来事が続いて、なんでここにいるんだろう、というようなことをどうしても考えてしまう。
仕事論みたいなものを別にすれば、学生と社会人を隔てるものって、「他者からの一方的な評価や序列、選別を受け入れる」ってことなんだよな。その最初の試練が就活で、たとえそこをクリアしても、自己評価と他者評価の折り合いがついていない人は、人のことばかりが気になる残念な大人になりがち。
— 朧 (@OB_RT) 2015, 2月 27
たぶん人間には「自分は自分が思っているほど価値がない」という現実から必ず一度は這い上がる必要があって、そこを迂回している限りは永久に自己評価と他者評価の折り合いがつかないままなんだと思う。
— 朧 (@OB_RT) 2015, 2月 27
憧れ産業志望してドハマりするタイプってこれだと思うんだけど、「まず自分は上位層じゃないと思え」と的確なアドバイスができる人がなかなかおらんように思う。私もよっぽど信頼関係のある人でないとこんなこと面と向かって口に出せないけどw
— כניאל שחור(けにえるセンパイ) (@knyel_shahor) 2015, 2月 27
以上3つのツイートを昨晩見て、ああ、その通りだなあって。
会社に入ってからのこの一年を、一ヶ月気が早いけれど総括すると、自分のたいしたことなさを突きつけられる一年だった。
でも、自分の無価値や、しょうもなさや、だめさや、ぱっとしなさや、だささは、それこそ小学校の体育の時間、いや、幼稚園の相撲大会から、思い知っていることで、いやというほど、突きつけられてきたことで、それをのらくらかわす術はもう知っている。
でも、会社の難しいところは以下のツイートで言われるようなことで、会社には、意外とこういう人が多い。
自己評価と他者評価に折り合いがついていないやつにはいくつか特徴があるんだけど、たとえばそのひとつに、「他者からの無関心にあまりにも傷つきやすい」というものがある。
結果、自尊心の都合上その無関心には敵意で対抗するしかなく、もの言わぬ無関心の壁に延々と小石を投げ続けるはめになる。
— 朧 (@OB_RT) 2015, 2月 27
むしろ無関心なのは僕の方で、職場に愛着がないわけではないのだけど、まあそれなりの、クールな距離を保ってしまう。
はじめ、自分に向けられる苛立ちや敵意の理由がほんとうにさっぱりわからなくて、だいぶ落ち込んだ。
さいきんになって、原因は自分の無関心なのだと気がついた。
そうか、他人は、こちらには無関心なくせに、自分への関心が表されないと、こんなにも敵意を持って向かってくるのだな。そこそこ、好きなんだけどな。表さないと、わからないのは、他人だから。信頼関係を築く前から信頼しきってしまうから、相手からしてみればなにかんがえてるかわからない嫌なやつ、だわなあ。やっと気がつけたよ。
先日もいろいろなことにそもそも関心がないし気にしないから、気がつけもしないというようなことを書いた。
妹がその話をしたとき、それは社会人向いてねえよ、なんて、自分のことを棚にあげて言ったものだった。
僕のいちばんの才能は、不便だらけの現状に、それでもそこそこ楽しくやっていけちゃうってことだと思う。
あるもので、できる範囲で、無理に背伸びせず、楽しみを見つけて、それをとことん大事にする。
どこにいても、なにをしていても、不満だらけで、でもなんだかんだ楽しい。
最近の趣味は節約なのだけれど、これだって貧乏の面白さをみつけて楽しんでいる。そうやって過ごしていると、豊かに生活するのにそんなにお金はいらないなんてことを、けっこう本気で考え出す。
こうした性質、自分では結構気に入っているのだけど、特に会社にいると、これは「向上心がない」ということの裏返しで、やっぱりよくないらしい。
むかしから、“アンチ「友情・努力・勝利」”を掲げてきた僕は、大学で好きな人たちがたくさんできて、「友情」に関してはむしろ全面的に降伏した。
けれども努力や勝利に関しては、いまだ、あんまり興味が持てないでいる。
楽しければいいじゃんね。
まあ、もうちょっと伝えよう。
そんでもってこの能天気を、すーだらを、この会社でもお裾分けできたら。
苦しい環境の中へらへらすることをやめないでいられたら、それはそれですごいことかもしれない。
関心がないわけじゃない。それなりの愛着はある。でもいちばんじゃない。
どんなことも本気でやらなきゃ面白くないからちゃんとやるってだけで。
そのために必要なエネルギーが全力でやってやっと足りるくらいってだけで。
生活の上で仕事にさいている気持ちって、二割か三割くらいだ。
分かってくれとは言わないが、そちらを否定したいわけじゃない。
だからそんなに怖い顔しないでよ。
きばらずのうのうと生き延びること。
僕にとって「勝利」とは、それ以上の意味を持たない。
なんてね、そんなことを思うのでした。