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2015.03.25

午前4時30分中野発の電車に乗っている。

きょうは、もうきのうは、後輩たちの卒業式で、それにかこつけて飲みにかこつけたメンバーは、ほとんどがもうとっくに卒業したやつらなのだった。

そんなぐだぐだした空気のなか、そうやってぐだぐだ時間を無駄にすることをいかにこの一年してこなかったかと気がつきつつ、とっくに逃した終電を悔やみつつ、その後悔が嬉しくもあり、こうしていままでカラオケボックスでだらけきった時間を過ごしてきたのだった。

 久しぶりに、しょうもない、無駄な時間を過ごした。
終電で帰ってさっさと寝ればよかった。
まったく、楽しいなあ。

みんな、卒業おめでとう。
基本的に、就職なんかじゃ人は変わりません。
変わったとしたら、それは所属や属性のほかに自らを規定する言葉を持たないくらい、没個性な個人だったってだけでしょう。
そういうやつは、大学にいた頃もどうせただ大学生だったんだろ。

大学、さらに遡ってあらゆる所属やら、先天後天問わずあらゆる自分に付される属性に、異和を覚え続けてきたあなたは、残念ながら、社会に出てもそのままです。しんどいままです。
けれども、社会に出ると、自分の稼いだお金で自分を食わせたり守ったり楽しませたりできます。
それはとても気が楽だぜ。

少なくとも、俺はそうだった。

じゃあまたな。

明け方に帰宅して、シャワーを浴びて洗濯をして、お金の計算や生活の細々したことを簡単に済ませたら、また家を出よう。
きょうは休日。

楽しみにしていたお芝居を二つみる。
その前に余力があったらきょう卒業式の子たちに会いに行きたいな。