2015.02.04

きょうの仕事はくたびれた。

帰りにダイエーで同居人の女の子と待ち合わせてお米と洋服の洗剤を買い込む。

重いので別の同居人が車を出して迎えにきてくれた。

ついでにと、ここらで暫定いちばん旨いというラーメン屋さんまで車を転がしてもらう。歩いていくにはちょっと遠いのだけど、車だとあっという間だ。

人気店のようで外で席が空くのをまっていると赤ら顔のおじさんがあとからやってきて、ここらではうまいんだよここは、昔からこのへん住んでるからさここに移転してくる前から食ってたな、あそこの店は潰れちゃったんだよな、ここは若いもん向けなんだよな味がさ、なんて具合に、少しお話をした。こういう、袖ふれあうくらいのなんてことないやり取りが、なんだかとても好きなのだ。ラーメンはたしかに旨かった。

 

車から家にお米を運びながら、前を歩くふたりの後ろ姿が、家の灯りに照らされている様子を見て、なんとなく、この景色はこれから何度も思い出すかもしれないな、と思った。

そういう景色というのは、ほんとになんでもないときに、なんでだかふと現れて、だいたいそういう予感は、当たるのだ。

なんだかすっかり遅くなっちゃったな。

さっさと寝よう。