2017.02.12

ふた晩続けて夜明け前にこわいくらい冴え冴えと目が覚めて、カーテンの隙間からうっすらと射す光が青っぽく照らす奥さんの輪郭の静かなことに、気持ちの凜と張り詰めるのを感じる。
張り詰めているのはお腹で、一昨日から下痢っぽい。
夜中に起きだして便座の上で丸くなるのは、なんだか生きている情けなさや逞しさが凝縮されているようだ。

(昨日の夜明け前のこと)