2017.11.07

体重がぐんと落ちたせいか、雨の日が長く続いていたせいか、日照時間があっという間に短くなってしまったせいか、会社のパソコンがデスクトップからモバイルにとってかわり肩が凝るようになったからか、連休を目前に控えてそわそわしているからか、奥さんの体調がすぐれないからか、連休中そんなかわいそうな具合の奥さんを置いて出かけてしまうことが後ろめたいからか、単純に奥さんと離れてしまうのがさみしいからか、たぶんそのすべてが原因となって、きのうは一日中気持ちが落ち着かず、意味もなくむしゃくしゃしていた。
いまもまだ落ち着いてはいない。

そわそわしてしまって本も読めない。WEB媒体の軽めの記事すら目の上を滑っていく。
勉強したいこともやまほどあるのに、と焦りだけが先走るも気分が乗らない。

「読むことは書くこと」と最近読んだ記事の中でも掲げられていて、それはその通りで読むことはそれ自体でひとつの創造的な行為だけれども、その行為は食べ物を消化する内臓の運動のようなもので、外へは出ていかない。
出すにはまたひとつ書いたり話したり手を動かしてみる足を伸ばしてみるなどの行為が必要なのだ。
そう、ここ最近の暴食がたたって、いま知識や考えが便秘気味。
困ったことだ。
楽しさにかまけて蓄えすぎてしまった。
自分としては、いまようやく蓄えていく準備ができたくらいの気持ちでいるのだけど。
脳みそも気持ちも体だから、体にストップをかけられたら休むしかない。
ほかの部分を働かせなくては。
こういうときに走ってみると爽快なのは知っている。
それも億劫なので会社でずっと深呼吸をしている。

いつも意識して深呼吸をすると、ふだん呼吸がどれほど浅いのかに気がつく。
気がつくだけで、どうすればいいのかは今でもよくわからない。
深呼吸するぞ、という時ですら、満足に深い呼吸ができているようには思えない。
すぐに肋骨のあたりが痛くなってきて、むしろ息苦しいような感じさえする。

息すら落ち着いてできない。
困る。