2018.1.4

きのうは奥さんと二人、ガストでドリンクバーパーティを催した。
パーティは夜中の1時まで続いた。

そこで出た話題で面白かったのは、奥さんの趣味があまりおしゃれではないことの奥さんによる自問自答で、そこから導き出されたのは「あなたはおしゃれなものが好きなのに、あなた本人はおしゃれではない」という指摘だった。
とんだとばっちりだ。

きれいなものが好きであることと、本人がきれいであることとは、別のことだ。
自分を好きになるために、自分がきれいであるに越したことはないけれど、自分がきれいだと思うきれいを自らに要求するあまり、かえって自己嫌悪に陥ることだってありうる。
僕らはお互いに、自分の美意識と、その審美眼を自らに対してはつむることとのバランス感覚が似ているのではないか。
そんな話のさなかに「あなたはおしゃれじゃない」と真正面からバッサリやられてしまったのだ。
ちょっとしょげた。

また、お互いに向けている審美眼に関しても、たとえばもう僕は奥さんが何をしていても可愛い。そういうわけで全くあてにならない。そういう話もした。
だから、理想と現実とを分けて考えられるバランス感覚それ自体はとてもいいものだけれど、ちょっとは自らに自らの美をストイックに要求してみる気概を持たなければ、あっというまにしょぼくれてしまう。


我が家の家訓は「仲よく 楽しく 元気よく」だ。
今年はここに「美しく」を加えたい。

「仲よく 楽しく 元気よく そして、美しく」

もうすでにこの標語からしてダサいが、それはそれでよい。いや、よくないのかもしれない。
ともかく、今年は奥さんにあれれと見直されるようなビューティーを手に入れてみせる。