2020.11.27(1-p.365)

『クイーンズ・ギャンビット』を四話から最終回まで。二週目の奥さんはちょくちょく様子を見にきて、クライマックスからはしっかり座って観て、グスグスと泣いていた。わかる。惚れ惚れとするくらい王道のわくわく感。そのまま興奮を引きずって、なんだかいまいち据わりの悪かった原稿を仕上げる。あしたにはメールできそう。

 

友田さんがポッドキャストを聴いてくださったようで、勢いで出演のお誘いをしてみると、快諾いただけて嬉しい。単純に、友田さんとおしゃべりがしたかった。こういうとき、お茶しましょ、とか、飲みましょ、のほかに、録音しましょ、が加わったのがポッドキャストのいいところだと思う。招き入れるための場を持つということ。僕がしたいのはいつでもそういうことなのかもしれなかったし、きれいにまとめたがりすぎかもしれなかった。

 

生活にはまとまりもなければ、一貫性もない。この日記だって、日々の調子で全然違う。すくなくとも、自分としてはそうだ。読み返して自分で自分が面白くないこともあれば、信じられないほど冴えてるなと驚く日もある。それでいいと思っているし、これからも毎日のようにブレブレでいたい。ひとつのスタンスを貫き通せるの、格好いいし憧れるけども、もうずいぶん前から諦めている。