2020-01-01から1ヶ月間の記事一覧

2020.01.31

遅延によりいつも以上にパツパツの社内で『不道徳お母さん講座 私たちはなぜ母性と自己犠牲に感動するのか』を始める。学校教育なんていつの世もたかが知れているし、子供だってタブラ・ラサではない。だから教育が酷いからと言って酷い子供しか育たないとい…

2020.01.30

午前中に図書館に出かけ、コーヒーを淹れてお昼過ぎまで『構造素子』を読んでいた。読み終えた。ゆっくりし過ぎた、と思いつつ荻窪へ。きょうのTitle ではイ・ランが流れていていい気持ちだった。納品後、14時過ぎだったかに遅めのお昼。ことぶき食堂のブ…

2020.01.29

図書館で予約した本が受取期日を過ぎてどんどんリリースされていく。行きたいなあというイベントのチケットも気がついたらなくなっているし、春くらいに行きたいかもなあと話している旅行の日取りも決まっていないうちにお互いどんどこ予定が入っていてもう…

2020.01.28

結局雪も積もらず冷たい雨が中途半端にしとしと降りやがる。 昨日の夜からは『構造素子』。『LOCUST』の記事が面白かったから、そしてワンオートリックス・ポイント・ネヴァーが好きだから、という理由で手に取った。久しぶりのSF。一昨年の暮れにギブスン…

2020.01.27

雪の予報もあるらしく、雨の降る前のぐぐぐ、と押さえつけられるようなだるさが強くある。低気圧は下がり幅に関係なく、振りだす前の下降が決まって重い感じがする。降りだしてしまえば少し楽になるはず。 読む本ないな、と思いながら電車ではフヅクエのメル…

2020.01.26

二日酔いで目を覚ます。水を持ってきてもらった布団で奥さんから昨日の醜態を聞かされる。髪も頭皮も表皮も臭くて熱いシャワーを浴びるといくらかマシになった。ぼんやりとなぜだかこの二三日読み返している『シャーマンキング』を読んだりしていた。ヒロア…

2020.01.25

奥さんと電車に乗って上野で野菜食べ放題に行く。お腹がいっぱいで、でも野菜だとそんなに眠くならなくてよかった。それで奥さんは散髪に、僕は読書会に出かけた。 ボラーニョ『2666』を囲んでお話する会。 読書会というのは、会話のある読書会はということ…

2020.01.24

朝はエトガル・ケレット。四年目から六年目のあたり。 朝イチからパタパタと予定が詰まっていて、昼休みはぼーっとしていた。なんだか気になる新刊が沢山あった気がするのだけど『御社のチャラ男』以外なにも思い出せず、なんだっけ、すべて2,000円以内だっ…

2020.01.23

午前5時。なんとなく目が覚めてぼんやりしていると隣であッという小さな叫び声が聞こえて、奥さんも目が覚ましたらしい。僕の白いお洒落着の背面にポテトサラダがべっとりとくっついていて、それを僕をなるべく気落ちさせないままに伝える方法はないものか…

2020.01.22

今朝も起きれず悲しい思いをした。夢で辛い目に遭っていた。二度寝する時間があったら挽回できたかもしれない。もう寝坊なので無理だった。自分でもまじでどうかと思うのだけど三日以上読み終える本がないとなんか最近本読んでないみたいな感覚が生じるみた…

2020.01.21

マチンガの話が面白くてずっと読んでいる。プルーストの後の「何読みたいのかわかんないけど何か読んでないとだらだらtwitter などを見るだけで時間が過ごされ虚しくなっちゃうからとにかく開けば読んじゃえる助かる本」として『富士日記』がリュックに常駐…

2020.01.20

土曜日に乱した就寝のリズムのツケがこうして月曜日に来る。起床五分で家を出る羽目になる。眠くて仕方がない。食欲もなくて、というより今朝も弁当を持ってきそびれたのでお昼に金がかかるというのが煩く、毎日律儀にお腹が空いてご飯を食べなきゃいけない…

2020.01.19

土曜日は韓国料理とビールをいただきつつ『パラサイト』についてあることないこと存分に喋り、楽しかった。あの完成度や強度を持った邦画って何だろうねという話で、ひとりが『近松物語』を挙げ、琵琶湖のシーンをひとりで見事に演じ分けつつ再現した、その…

2020.01.18

今朝はいきなり冷え込んで、雨がつらかった。指先どころか手の感覚がない。年々寒さがこたえるようになってきている。暖かさのありがたみが身に染みる。セーターを買い足すか悩む。悩んでいるうちにも寒さのピークは過ぎていつかは暖かくなっていくだろうし…

2020.01.17

今朝は奥さんと一緒の電車で出勤。手を繋いで駅まで歩いていると今日はお休みでこれからデートなのだと脳が騙される。推しの日記が更新されてない、と口を尖らす読者にへらへらと応対しつつ、さいきん本の話をしないけど確かに日記に書いているともう話すこ…

2020.01.16

休みだったので思い切り寝坊して、そのまま歩いてショッピングモールに向かった。30分までは余裕で徒歩圏内なので、そこにシネコンがあるのは助かるな、と思う。『パラサイト』を観る。最初のポスターが公開されたのが去年の春とかで、ずっと楽しみにして…

2020.01.15

SUNNY BOY BOOKS で買ったグレイソン・ペリー『男らしさの終焉』を再開。さいきん『リングフィット アドベンチャー』の進捗をついつい同居人や奥さんと張り合ってしまって、自信の競争好きにげんなりする。これまでろくに運動もしてこなかったし、贅肉どころ…

2020.01.14

朝はヤシャ・モンク。面白いが勤勉であることをこうも肯定されてしまうとなんだか居心地の悪さを感じる。トム・ルッツ『働かない 「怠けもの」と呼ばれた人たち』もそうだったが、アメリカにおける勤勉というものの美しさというか重要さというのはここからは…

2020.01.13

日中は労働。昼休みに東浩紀「アクションとポイエーシス」のWEB公開されたのを読む。僕はやっぱりポイエーシスに惹かれるが、それでもなお労働を無視できないでいる。労働と制作のバランスのとり方にこそ関心があるようだった。自分なりにバランスを探りなが…

2020.01.12

昨晩は日付が変わると同時にNetflix で『ドロヘドロ』の先行配信。地元でヴィレッジヴァンガードに通い詰めていたころからずっと気になっていた漫画は結局読まずに来たが、アニメは明らかに好みで、これは原作を大人買いしてもいいかもしれない。なんだかだ…

2020.01.11

正月休みのあいだ寝かせていたヤシャ・モンク『自己責任の時代』を再開するとなぜだかするする読める。すこし難しいなという本は途中で放っておくとなぜだか論旨がはっきり終えるようになることがあり、意識的にはたらかせることのできる論理的思考の範囲と…

2020.01.10

朝起きると朝イチで上司から会議請求が入っていたがもう間に合いそうにない時間で、それでもなるべく早く家を出る。内容に納得も反発もなかった、それは安心かと思われもしたけれど、時間が経つにつれ腹が立ってくるようでもあった。言葉にすると何かしらの…

2020.01.09

奥さんが『リングフィット アドベンチャー』を行っている横で僕は、あ、と声をあげた。「犯罪の部」が唐突に終わった。列挙とブツ切りの塩梅があまりに巧み。「アルチンボルディの部」に入ろうとするもテンションがついていけず、そこで閉じる。Netflix で『…

2020.01.08

俺は長男だから我慢できたけど次男だったら我慢できなかった 金髪のジェンダー意識最悪泣き虫野郎が無理すぎて視聴をやめていた『鬼滅の刃』を、ひとりごはんの手持ち無沙汰に再開したら上記の台詞に出会い文字通り噴飯し、そしてとうとうこの作品めちゃくち…

2020.01.07

今日から明日にかけて気圧が急降下する。年末からずっとどちらか片方の鼻が詰まっていて、それでなくとも呼吸が浅いのに、低気圧で余計に酸欠っぽく、うっすらと頭痛と吐き気があり続ける。行きの電車では『『罪と罰』を読まない』を始めて、へ、へ、へ! と…

2020.01.06

五時に起きてほとんど寝た気がしないのもあって深夜のテンションで元気いっぱい。煩がられる。珈琲とフルグラを父が用意してくれている。ありがたい。おいしくいただく。妹とまだ星まで見えそうな道を行く。地下鉄は思いのほか混んでいて、こんな時間から動…

2020.01.05

二日以降、「2019」でタイトルをつけていてまだ年を越せていなかったので直す。 四日に東京を出た新幹線の車内には発車時刻ギリギリまで車内に残り子供との別れを惜しむ父親の姿があって、それを囲む一団は言葉から西の人間だとわかる。とうとう父親が下車し…

2020.01.04

昨年の俺め。先月はバタついたし、今月からはゆっくりしようと思っていたのになんだかすでに用事がたくさんある。それで昨年の俺め、とうらめしく思うことになる。年が改まるとなにかしらがリセットされる錯覚があるが、詰めた予定はそのままだし、肉体疲労…

2020.01.03

昨晩は中華街で親族の集まり。食後にタピオカ屋さんに行って、干支七周目の人を含めた総勢十二名の団体客が押し寄せたワンオペのお店はてんやわんやで申し訳なかったが、干支七周目の人が高校生と一緒にタピオカをおいしそうに飲む様子はいいものだった。 お…

2020.01.02

元旦に見たネコメンタリーを思い出している。ますむらひろしが庭で水撒きをしている、ホースの先には可変式のなんか器具がついてる。それで水が細かく霧状に広がったり、一直線に勢いよく放られたりするそれらを上下左右に細かく振りながら撒いていく。もち…