2020-08-01から1ヶ月間の記事一覧

2020.08.30(1-p.237)

ハマータウン読み終え、続いては日本のヤンキー。世界が土曜の夜の夢なら。斎藤環はけっこう漏れ聞こえてくるジェンダー観なんかがあんまりイケていない感じがして、なので男女を二分法的に語る語り口にはやはり乗れないのだけど、ヤンキーの話は面白い。寅…

2020.08.29(1-p.237)

在宅勤務で土曜出勤だと、奥さんも同居人もお休みなので、家の中の休日成分が高くなる。そのくせそういうときだけ割と真面目に勤務に励むのだからわからないものだ。 バビロニアも佳境。アニメで見ているからハラハラしないで展開を楽しめる。このシナリオを…

2020.08.28(1-p.237)

(…)文化的な事象が単純に外から決定づけられて生み出されるのではない事情に注意を払っておこう。文化なるものは、それを担う新しい世代がつぎつぎにくり広げる主体的な働きかけや闘争の所産でもある。たとえその全体が意識的に統制されてはいなくても、つみ…

2020.08.27(1-p.237)

昨晩寝る前に僕もアビーちゃんを引いた! 動揺しすぎて、えっと声が出て、奥さんに駆け寄った。それは先ほど奥さんが示したものとほとんど同じ反応だった。驚いた。そののち、喜びがやってきた。すごい、嬉しい。ただのデータにふつうに一喜一憂するようにな…

2020.08.26(1-p.237)

一部六章に入ってからやたらに難易度が上がった。ソシャゲとかいうの、なんか適当にポチポチしてたら勝手にバトルが終わっていく、なんの戦術性もない作業ゲーでしょ? とやる前はバカにしていたが、頭を使わないとあっという間にピンチに追い込まれるように…

2020.08.25(1-p.220)

きょうもハマータウンへ。資本制社会の構造は階級というものを内包している。階級の文化は時と場所を越えて、当事者たちに意識されないままに、構造的に形成され、再生産されていく。 しかしながら、社会のある特定の部位に縛られた人びとが階級の文化を受け…

2020.08.24(1-p.220)

可処分時間というおぞましい言葉がある。見田宗介の『時間の比較社会学』はそのおぞましさを明晰に見通す本だった。ともかく時間とは可能性の場でもなければ、処分できるようなモノでもない。消費行動を時間を処分することだと定義した人は、よっぽど鈍感だ…

2020.08.23(1-p.220)

夏バテが深刻で、寝ても寝てもだるい。そもそも寝れない。寝ても悪夢にうなされる。この前は床に大の字に拘束された状態で、上からハンバーガーの具材を流し込まれるという内容だった。生の挽肉が素足の指の間に入り込んでくる感触でえずいて目が覚めた。胃…

2020.08.22(1-p.220)

昨晩は近所の友達と花火をした。風が強く、すぐに蝋燭の火が消えるので、なんとか一つに火が点くと、みんな必死にその日を受け継いでいく。花火ってこんなに忙しいんだっけ、とたぶん毎回思っている。写真を撮るのも、おしゃべりするのも余裕がなく、黙々と…

2020.08.21(1-p.220)

引き続きハマータウン。投機的にいまを消費する。それが学校で訓練され、会社で僕がやっていることだった。〈野郎ども〉は学校をすっ飛ばしてそれを察知する。結局彼らも賃労働という、いま・ここと引き換えに賃金を得る行為に従事していくわけだが、彼らの…

2020.08.20(1-p.220)

午後イチで楽しみな打ち合わせが一件。その他の時間はずっとポチポチポチポチFGO。これはやばい。「ハリー・ポッターと合理主義の精神」の時もそうだったが──これも数日のあいだ熱に浮かされたように読み続け、ぱったりと止めてしまった──このくらいで終わり…

2020.08.19(1-p.220)

連日暑すぎる。図書館に行くのも億劫で、ちょうど日記を書かなかった三日間、夜の散歩がてら閉館後のブックポストに返却してしまい、読む本がなかった。きのうの夕方FGO をポチポチやりながら歩いて行って、ようやく本を借りた。それで今朝は読書猿『アイデ…

2020.08.16-18(1-p.220)

楽天モバイルの通信料に天井がないやつにして、MacBook もiPad もテザリングでまかなえてしまえば、ポケットWi-Fi も解約できる。それを言い訳にiPhone を買ってしまったわけだが、すでに後悔している。なぜこれまで頑なにガラケーとタブレットで済ませてき…

2020.08.15(1-p.220)

チェックアウトの一時間前くらいまでゆっくり寝る。とはいえ枕が変わるとあまり寝付けず、寝た気はしないし、じっさい何度も目が覚めた。隣で奥さんが何度も掛け布団を奪っていくので、その度に起きた。寝ている奥さんは傍若無人でかわいい。 海鮮が食べたい…

2020.08.14(1-p.220)

ふと思い立って今晩の宿を取った。 西側に行くのはもちろん日帰りでもできるのだけど、かなり億劫さがある。きょうは帰らなくてもいいや、となるのはすごくよかった。こうしてお盆の期間でも当日で都内のてきとうな安宿が抑えられるのは、この状況だからだろ…

2020.08.13(1-p.220)

暑い。汗だくだく。下北沢で月日への納品をする。アイスカフェラテをいただく。棚を眺めていると『クレーの日記』の旧版が挿さっており、フォントも造本もいい感じで、新版の四分の一ほどのお値段なのもいい。買った。あまりの暑さに街を歩く気になれず、さ…

2020.08.12(1-p.220)

連日おでかけが続き、きょうは体を休める日とした。 朝からNetflix。『トランスフォーマー:ウォー・フォー・サイバトロン』と『アンブレラ・アカデミー』。トランスフォーマーはどれを見ても明らかにメガトロンの方がいい上司で、両陣営の対立点はまったく…

2020.08.11(1-p.220)

早寝したので早起き。コーヒーを朝から淹れて飲めると自己肯定感が大丈夫になる。 『こんにちは未来』も残るはメディア編のみ。当たり前だけど、ぜんぶ聴いたことのある話で、でも声と文字とは全然違う。補注とか入るから、自分の知らない語彙が出てきたとき…

2020.08.10(1-p.220)

ミッフィー展のために銀座へ。入場時間まで余裕を持って出かけて、東急のスープストックでブランチ。あのイラレで描いたような線を、あのベジェ曲線みたいな、筆圧も一定に見える線を、手で描いているというのにあらためて驚く。しかも筆! そう思ってみてみ…

2020.08.09(1-p.220)

昨日買ったばかりのかわいいTシャツを着る僕は可愛かった。それで浅草に出かけて行った。フグレンでアイスラテをテイクアウトして、六区の辺りをぶらぶらし、渥美清の顔ハメ看板にはじめて魅力を感じ、それから国際通りを南下して蔵前に。久しぶりのHAB。松…

2020.08.08(1-p.220)

ケーキ食べたい。 朝からそう思われた。それで外に出た。こんなにも暑いのにだ。グラニフの石黒亜矢子コラボのやつを見に行って、お目当てのものは完売だったものの二着買って、そこで何かのスイッチが入ったらしく、派手な半袖が欲しい! となってユナイテ…

2020.08.07(1-p.220)

昼休みに汗だくになりながらNENOi ヘ。 今年初の猛暑とのことで、タイミングが悪かったが、『こんにちは未来』欲しさに頑張った。 こんにちはして、『プルーストを読む生活1』の在庫はまだまだあるとのことで、今ではすっかりレアなので、大事に置かれてい…

2020.08.06(1-p.204)

さいきんはもっぱら『パワプロクンポケット4』だった。「野球」モードで、ひたすら打撃の練習をしている。投げるのや守るのはかったるいので、いまはひたすら打つとこだけ遊んでいる。ようやくホームランが出るようになってきたが、理屈はさっぱりわかって…

2020.08.05(1-p.187)

『官僚制のユートピア』も佳境。第三部。僕たちはなぜ官僚制を愛するのか? 第一部では官僚制は暴力なしには成立しえないものであり、成立要件からして暴力という愚かさを有している官僚制が愚かであるのは当然だと示した。第二部では官僚制的会計手続きがい…

2020.08.04(1-p.187)

引き続き『官僚主義のユートピア』。きょうは第二部。テクノロジーと官僚制。 分厚い見た目に反して気軽なエッセイという感じなので、すいすい読める。第一部とは関連は薄いようでもあるけれど、暴力や資本主義に抗するものとしてのテクノロジーの可能性を考…

2020.08.03(1-p.187)

きょうからグレーバー『官僚制のユートピア』。 我々は自由を追求してきたはずなのに、その結果として膨大かつ複雑なペーパーワークに埋もれ、対応しきれない自分がバカなんじゃないかと思わされるような事態を招いてしまった。なぜなのか? この問いから始…

2020.08.02(1-p.187)

晴れた日曜日。ミッフィー展に行くつもりがチケットの買い方を間違えてしまっているのに気がついて、予定が無に帰した。こういうときの立ち直りや切り替えは遅いほうだった。 それでも気を取り直し、奥さんおすすめのカレー屋さんでおいしいカレーを食べて、…

2020.08.01(1-p.187)

すごく久しぶりに目覚めがスッキリで、窓の外は気持ちよく晴れていた。天気はまじ大事。 イリイチ『シャドウ・ワーク』がめちゃくちゃ面白い。「生き生きとした共生を求めて」が最高で、イリイチは「理論(theorica)、実践論(practica)、機械論(mechanica) の…

2020.07.31(1-p.187)

目覚めると体調が最悪で、出社を諦める。こういうとき、いちいち発熱の有無を報告しなくてはいけないところに面倒を感じるというか、てきとうな理由で休みづらくなったな、と思う。 「積立草稿の録音(9)」が公開されていて、楽しみ。あと黒鳥社とコクヨ野…