2015.04.06

家を出る30分前に起きてあわてて身だしなみを整えて、リビングのカーテンを開けて今日はいい天気。日差しはそこまで強くはない。インスタントコーヒーと菓子パンの朝食。

家の前の小学校は今朝が入学式。
葉桜とちらちら落ちる花びらの下、これまでだったら不安そうで、でも精一杯背伸びをしたちびたちの顔にきゅんときたものだけれど、いまでは、嬉しさと安堵とさみしさと、ちびよりもうんと複雑でいい貌をしている母親や父親、おじいちゃんやおばあちゃんの佇まいに、おへその下あたりがきゅうっと切なくなる。
すっかり春なんだな。

電車が遅れているらしく、いつもとは違う電車に乗ったような気がする。それでも発車時刻はいつもとあまり変わらずよかった、と思う。
夕方から雨かもしれず、いまだあたらしい靴をおろせていない。
化粧水と、お弁当用のふりかけがきれて半月くらい経とうとしている。
この前タレに漬け込んだ豚肉をおっことしてシミになってしまったスーツのズボンを洗わなくちゃいけない。
ほかにも年度の節目の慌しさに後回しにされているいろいろが溜まっている気がする。
あしたのお休みは予定も特にない。なかったと思う。
予定の整理すら散らかったままで落ち着かない。
ひとつひとつ片していこう。

休憩が後ろにずれ込んで、むしろ夕方以降仕事した気がしない。
昼の休憩でここに書こうということが思い浮かんだような気もするけれど忘れてしまった。

しかし昨日からの疲れが取れない。
こういうときに限って帰りの電車はいつもより混んでいて座れない。
蒸し暑くて気圧の降下で痛い頭が余計に痛くなる。
前に座るくたびれたおじさんの顔を思い切り蹴りつけたい。
ライトセーバーを持っていたら、ここにいる人たちを無差別にびゅんびゅん切り飛ばして行くだろうと想像する。でもスーツが汚れてしまうからほんとうにはやらないだろう。

明日、やっぱりなんの予定もない。
なにして遊ぼうかな。