2020.06.21

朝から『フィフス・エレメント』を観る。イアン・ホルム追悼の意で、そういえばこれまで未見だったものを観てみよう、という趣旨。想像以上にしょうもない映画だった。ゲイリー・オールドマンが可愛いドジっ子で、それだけで満足。

 

続けて奥さんの提案で『バンブルビー』。初期の、角角したトランスフォーマーが好きな人たちが大喜びしそうなデザインで、奥さんも近年のヌルヌルした流線型より四角いほうが好きだった。それで冒頭から喜んでいた。脚本も演出も非常に端正で、いいものをみた。

 

ゆっくりお風呂に浸かりながら、『全共闘以後』で紹介されていた『マルクスガール』を読む。一話のうちに一回セックスさえ描いておけば、あとはいくら硬派でもいい、というような作劇が日活ロマンポルノのようだったし、けれどもかなりバランスよくエンタメしていて、普通に面白く読んだのに最後は打ち切りの慌ただしさに流れてしまって残念だった。最近復活して続きが描かれているらしい。

その勢いで『全共闘以後』読了。解説に自分の感じた勤勉さについて書かれていて、やっぱりそうだよねえ、と思う。