2020.01.03

昨晩は中華街で親族の集まり。食後にタピオカ屋さんに行って、干支七周目の人を含めた総勢十二名の団体客が押し寄せたワンオペのお店はてんやわんやで申し訳なかったが、干支七周目の人が高校生と一緒にタピオカをおいしそうに飲む様子はいいものだった。

 

おせちはすごい。まだある。今朝はおせちとおすまし汁で、汁には同居人の血税が化けたいくらも入っていて美味しい。さらには鮭まで入っていて、晩ご飯は鶏の中華粥に卵を載っけたから朝晩と親子だった。「犯罪の部」はなんだかやたら面白く、前回の辛かった記憶は何だったのだろう。もしかしたら途中でてきとうに読み飛ばしたのではあるまいか。「フェイトの部」までは自分でも驚くほどディテールまで覚えていたのでその疑いはますます高まったが他ならぬ僕が僕がちゃんと我慢して読み通したことを知っている。

 

明日は出勤のち帰省の予定で、往復の道のりは『やがて忘れる過程の途中(アイオワ日記)』のつもりで、10日のfuzkue で読み終えるくらいのペースを予想している。ボラーニョも今月下旬の読書会を目安としているし、読了に向けて何かしらのポイントがあるというのはなんだか新鮮だが嫌な感じはしない。なるべく読む選択を偶然に任せたいというか、自分で選ぶような気持ちで人に選ばされているみたいなのに疲れたのでそこから距離をとるにはツイッターをやめるかこうして用事を詰め込んで用事に合わせて読むのがよかった。なるべく任せちゃいたい、という選択。

 

郵便局も近くのは閉まっているので少し遠くの大きなところまでお散歩。奥さんは風邪っぽく、昼寝の必要を申告していたにも関わらず、郵便局帰りにホームセンターとハンズにも立ち寄った。僕はコーヒー豆を買った。その晩のうちに三杯飲んだ。昼寝もして、奥さんは布団の中で携帯や漫画を読んでやり過ごしていたようだけど僕のほうがしっかり寝てしまった。風呂上がりに同居人と夫婦の三人でカタンをやった。カタンのことを同居人はディズニーランドだと言った。行くまでは億劫だが、行ってしまえば楽しい、実際そういうゲームだった。