2020.01.22

今朝も起きれず悲しい思いをした。夢で辛い目に遭っていた。二度寝する時間があったら挽回できたかもしれない。もう寝坊なので無理だった。自分でもまじでどうかと思うのだけど三日以上読み終える本がないとなんか最近本読んでないみたいな感覚が生じるみたいだった。今朝も『都市を生きぬくための狡知』。面白く読みつつ、今日には終えそうで、さて次はどうしようかなあと考え始めている。


配布された源泉徴収票を見て、まじかよ、こんなに引かれてんの、と愕然とする。毎年恒例。しかし三割くらい税金やらで差っ引かれていくの、ほんと許すまじ、という気分になる。とはいえ税負担なんて実はたいした額ではなくて、住民税にいたっては図書館で借りてる本を全部購入していたと仮定したときの総額を考えるとまあわかるくらいだが、問題なのは厚生年金で、月々云万引かれているというのが一番大きい。額面の変動があまり手取りに反映されていかないので、会社よりも社会に不満がたまるのもわかる。というかキャリアアップを素朴に志向するのがばかばかしくなってくる。お金、お金なあと思って、定期預金の見直しだとかを急に始めだす。毎年この時期にお金を考えるの、あきらかに源泉徴収票を見ての危機感が原因なのだな、と気がつく。今日は一日ムカついているだろう。僕は会社員なので額面の金額を全部自分で稼いだみたいな意識は希薄で、だからこの時期だけカーッとなってすぐ忘れがちだが、これが自営業だと、もう十全に自力で稼いだお金みたいなものから三割以上ぶんどられていく、それはものすごく嫌な気持ちだろうなと思う。え、なんで? というような。ここまで書いて僕は「給与所得控除後の金額=手取り」が勘違いだと気がつく。そんなことなかったから三割以上ぶんどられというのは大体そうだがちょっと大袈裟っぽかった。とはいえ差っ引かれてるのは変わらないからな! と気を取り直したいのだが己の無知に恥じ入りつつちょっと失速してしまったのでもうそんなに義憤もない。


しかしこういう税制度とか、資産運用とか、なんとなくで放置してきてしまっているがもうちょっとちゃんとしたほうがいいんだろうな、と思いながら特に何もできないままズルズルきてしまっている。お金のことはちゃんと知っておきたい。僕のお金に対する不安や恐怖って明らかに無知由来のそれで、ほんとうに困ったり怖かったりするものであっても、ちゃんと知ったうえで正しく困ったり怖がったりしたかった。