2020.10.03(1-p.325)

夕飯を食べに出かける道中、録音をする。いつもより張り切って声が出ていて、僕は歩いているとよくしゃべる。ゼンマイ式の玩具のようだと思う。台風ができかけているのもあって、僕は今晩かなり多動で、夕食を食べながらもずっとべらべらと喋り続けていた。グレーバーの魅力は人類学者の目線で現在の「ふつうの暮らし」を未開社会の儀式のように描き出すところにこそあるんだよね、であるとか。
 
なんとなく興味を惹かれた飲みの席に闖入し、そこでも調子よくあることないこと喋る。内容のない音を適当に鳴らすのは楽しい。連れて行ってもらう店がどこも美味しくいい感じで久しぶりに飲みすぎてしまった。