2020.07.13(1-p.115)

今日もマルクスは読まない。

プルーストを読む生活』の委託分の精算の時期が来て、請求書をくださいということだったのだけど、僕は事務にかけてはポンコツで、相手の欲しいものを渡せるようになるまでメールを三往復以上要してしまった。申し訳なさと恥ずかしさでしょげるが、こういう自分のままならなさを真正面から受け止めるのも、一人で何かを作り届けようとする意味でもある。会社の仕事ではここまで自分ごととして自分のままならなさを反省することもない。

今日はお休みだったので、きのうも奥さんに相談していた音声配信をやってみることにして、せっかくなのでMacBook を活用しようとGarageBand でてきとうなジングルを作成し、そのままMacBook のマイクでなんとなくいけそうだったのでたらたら喋ってみる。stand.fm でやってみて──あれも楽しかったけれどPC でがっつり作業したいとなると物足りなかった──その時から思っていたけれど声を使って言葉を象るのはほんとうに難しい。うまくいかなすぎて笑えてくる。文字だとこうも饒舌なのに、声だとすぐに詰まる。それが面白い。なんとか文字とはちがった方向に、声の使用を育てていきたい。

ブックオフ大学ぶらぶら学部』をとっかかりに話そう、とだけ決めていて、それで思わぬいい感じの落とし所に落ち着いた。本を相手に、本に語りかけるように、続けていければと思う。

 

音は下のリンクから、あるいはSpotify で「ポイエティーク」と検索すると聴けるはずです。はやくApplePodcast に入らないかな、とそわそわしてます。

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