2020.08.26(1-p.237)

一部六章に入ってからやたらに難易度が上がった。ソシャゲとかいうの、なんか適当にポチポチしてたら勝手にバトルが終わっていく、なんの戦術性もない作業ゲーでしょ? とやる前はバカにしていたが、頭を使わないとあっという間にピンチに追い込まれるようになってきた。しかもモブっぽい名無しの雑魚キャラ相手にすらそうなのだ。これまではただの読み物だったが、ここにきてゲームになってきた。そしてそうなるとサクサク読んでいくという楽しみではなくなるのでこれまでのような猛然としたスピードで進めていくことは難しくなった。それに円卓のやつらはそろいもそろって辛気臭すぎて遊びがない。僕は辛気臭い話を辛気臭い顔してされるのが非常に嫌いなので、話としても喜びがなくて、だから六章がやたらに長く感じる。難易度だけ、あるいは筋の好みのなさだけであればなんとかごまかせるが、二ついっぺんに来るとしんどい。いや、全体としてはまだ楽しく遊んでいるのだけど、徒労感がなくはない。いまはただ、マシュが真実に辿りつくところを見届けたいという一心だけで頑張っている。ゲームでまで頑張りたくねえ。

昼ご飯を済ませた後、事務所の周りを散歩しているとくしゃみが出て、それ以降マスクが醤油臭くなった。息をするのがつらく、悲しかった。醤油が嫌いになりそう。

オジマンディアスが倒せねえ。何度も何度も挑み挫けている頃、奥さんが推しを引いた! 飛び跳ねんばかりに報告に来て、一緒にご挨拶を受けた。よかったねえ。腹いせにオジマンディアス討伐を依頼する。