2020.08.29(1-p.237)

在宅勤務で土曜出勤だと、奥さんも同居人もお休みなので、家の中の休日成分が高くなる。そのくせそういうときだけ割と真面目に勤務に励むのだからわからないものだ。

バビロニアも佳境。アニメで見ているからハラハラしないで展開を楽しめる。このシナリオをああやってアニメにまとめること、その手腕の見事さにいまさらながら気がつくが、あれだけ観てもやっぱりよくわかんないこと多すぎるよな、とも思う。英霊の元ネタとなる史実を知っているとそのぶん楽しいが、それと同じくらいの比率でfate シリーズのアーカイヴも参照されるので、虚実入り混じった引用の氾濫が起きている。そのすべてを拾わなくても楽しいのだけど、データを取得すればするだけ豊かな鑑賞になるというのは、正しくオタク的なコンテンツなのだな、と感心する。全体主義的な感性もうまく抽象化されていて、ヤンキー的な具象の生々しさが回避されている。その巧妙さ。これは〈野郎ども〉ではなく、〈耳穴っ子〉のための遊びだった。

キャメロットの舞台版をU-NEXT で観たのだけど、いわゆる「虚無舞台」だった。すごい。久しぶりにここまで褒めるところがないものを見た。おかげで手元のFGO が捗った。