2020.02.23

今日は同居人のお友達が来宅されるので久しぶりにちゃんと掃除や片付けをして居心地の良さをどんどん高めた。来客があると部屋が整うのでありがたい。溢れに溢れていた本を棚に収め、納めるために来月手放したい本を抜いていく。分かってはいたが、この一ヶ月でどれだけ買ったんだよ、という量で、百年と一日、イトマイ、BOOKS 青いカバ、いい本屋さんを楽しく巡りすぎてしまった。楽しかったな。

来宅前にヒロアカ。耳郎ちゃんが活躍しているだけで嬉しい。僕はもう戦いはどうでもいいから勇敢な子供達のきらめきだけを見ていたい。

 

お友達来て、サンドイッチパーティー。おいしい。ボードゲームなどを嗜む。

 

今日は「帚木」。ブルーム・ツリーを始めて、男子部員の銭湯談義みたいなやつ。当時これはどう読まれたのだろうか。抑圧の強化ではなく、むしろ男共まじでしょうもねえという目配せのように読まれたのだろうか、平安の読者のことはわからない。ウェイリーの読者のこともよくわからない。プルーストもそうだが僕はそもそも恋愛というものに対してあまりいい感情がないので、このしょうもない恋バナにどう付き合っていけばいいのかまだ掴みあぐねている。けれども、ルー大柴のような、奥さん曰くFGO の宝具のような、熟語に振られた大仰なカタカナが楽しくて、とりあえずどんどん読んでしまう。僕は読書は特に小説は内容はぶっちゃけどうでもよくて文体で読むことが多い。だから内容のよさはわからないままに語り口や視点の移動を楽しく読んでいて、つまりすっかり源氏物語が楽しくなっている。