2020.10.16(1-p.325)

オリュンポスに入ってからシナリオ消費AP半額キャンペーン対象外に入ってしまったのと、ネロが欲しくて石がもったいないからなるべく難所は令呪三画で済ませたいのとで、FGOの進みはゆっくりで、正常化してきている。そのぶん育成や石集めにリンゴを消費しない程度に励み、きょうは久しぶりにガチャを回せた。ナーサリー・ライムが来た。ネロは来なかった。でもくるくる回る光の輪が金色を帯びるのを見るのは楽しくて、ギャンブルの嗜好を実感している。
 
この一週間は賃労働のために出ずっぱりで、たった一週間で辞職への気持ちが湧いてくる。弊社こと遊ぶ金欲しさにサブスクリプション方式で労働力を販売している売り先は、日に日にリアルな出社を求める声が大きくなっていくようで、僕の場合は業務内容上というか繁閑のメリハリ的に仕方がないところではあるのだけど、用もないのにただ顔を見せるためだけに足を延ばさなきゃならないことへの徒労感が明らかになってしまった今、その傾向に対して抱く嫌悪感は大きい。そもそも何も事態が好転していない中、根拠もほとんどないなかで出社にシフトさせる、その意味の分からなさがおそろしい。いや、ただ家出るのがめんどいからだろうと言われればその通りなのだが、面倒を厭うてなにがいけないのかは正直さっぱりわからない。引き受ける面倒はこちらで選ぶ。僕が選びたい面倒、それはいまは家に帰っての校正と周回だった。
 
プルーストを読む生活』にまつわるツイートや発注が、なんの兆候もなくちょっとだけあって、それは気持ちが上向く出来事だった。がんばろう、何をかはわからないし、がんばってもいいことないというか、結果はいつだって努力以外の変数によってだいたい決まるものだが、それでも素直にがんばろう、と思えるのはいいことではあると思う。しかしやっぱりがんばろうはしっくりこないな。ちゃんとやろう、がより近いだろうか。ちゃんとというのは、自分に対して誠実であるということだ。さいきんこの日記の誤字がひどいのは別にいい。