2020.10.29(1-p.325)

昨日更新分のオムラヂを聴きながら出勤。録音された夫婦の会話は無観客試合のようなものだった。わざわざ耳を傾けないと取りにいけない場所で、でも独善的になりすぎるわけでもなく為されるおしゃべり。今週も面白かったし、今週もどこかほかごとを考えながら聞いていたので、はんぶんくらいはたぶん聞き逃している。

ここ最近は賃労働がつらくしんどい時期で、でも楽しいことも充実していて、公私共にすごく動いている。あっちこっちに連絡をして、もろもろを調整して、頭を絞って、気遣いをなるべく忘れず、それでも忘れて恥入り、というのをずっとやっている。賃労働のノリで、とにかく速く多くのことを処理する、という動きになっていて、ひとつひとつのメールの速さが、相手への嫌なプレッシャーになってはいまいか、となんとなく心配しつつ、賃労働の現場ではプレッシャーをかけてかけられて、その速さのまますべての連絡を行っていた。

そうやって作っていただいているものは、どんどん出来上がりが楽しみになっていって、まるで他人事のようにすごいすごいとはしゃいでいる。